【2023年4月】NTTの通信障害によってドコモ光、Softbank光にも影響が!被害の原因は?対処法はある?
NTT東日本とNTT西日本は4月3日、「フレッツ光」「ひかり電話」といった同社の光通信サービスやオプションサービスが一部で利用できない状況だと明示しました。
そのため、両社の光回線を利用している光コラボの「ドコモ光」「Softbank光」でも同様の被害が発生していたのだとか……。
こういった被害は以前にも起きており、度々ニュースになっていますよね。
そもそも通信障害はなぜ起きてしまうのか、またその対処法はあるのか、気になる疑問を本記事にてお伝えします。
4月3日に起きたNTT東西の通信障害の原因は?
はじめに4月3日に発生したNTT東西の通信障害についてお話します。
通信障害が発生したのは、同日朝。
NTT東日本は8時30分頃~10時8分に東京・神奈川・北海道エリア、NTT西日本は7時10分頃~8時49分に大阪府、滋賀県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、徳島県、愛媛県の一部エリアが被害に遭いました。
該当の期間並びにエリアでは、フレッツ光ネクスト/ライトやひかり電話などの光回線サービスが利用できないまたは利用しづらい事態に陥っていました。
またNTT東日本によると、ひかり電話では緊急電話も利用できない状態だったといいます。
さらにその影響は光コラボレーションモデルにも及び、光コラボ回線の「ドコモ光」「Softbank光」では顧客によって利用できないまたは利用しづらい状況が発生していました。
いずれも午前中に復旧しましたが、原因は「通信設備の故障」とされています。
同日午後に行われた記者会見で判明した詳細は、NTT局舎内にある加入者収容装置と呼ばれる装置が同時に複数台障害を起こしたものによる、とのこと。
各装置によって復旧までに要した時間が異なるため、NTT東西で復旧時間に差が生まれたのだとか。
光アクセスサービス(光コラボを含む)の影響数はNTT東日本が35万9600回線、NTT西日本が8万7000回線。NTT東西で最大44万6600回線が被害を受けた結果となりました。
通信障害の確認方法
では、実際に通信障害が起きた場合の話をしていきます。
光コラボ回線の利用中にネットワークが繋がらなくなったまたは繋がりにくくなった場合は、通信障害の可能性があります。
①NTT東日本/NTT西日本の公式HPを確認
お手持ちのスマートフォンでNTT東日本/NTT西日本の公式HPを開き、通信障害の情報が出ていないか確認します。お住まいの地域によってNTT東西は異なりますのでご注意ください。
②ご契約中の光コラボ回線の公式HPを確認
ご契約中の光コラボ回線の公式HPも確認しましょう。もし情報が出ていれば、利用者側の問題ではなくNTT側にありますので随時情報をチェックしましょう。
③Twitterでリアルタイム情報をチェック
また、随時チェックする際におすすめなのがTwitter。リアルタイムの情報を閲覧できるTwitterは、同じ地域で通信障害に遭った利用者の状況がツイートされている可能性が高いです。「通信障害 フレッツ光」などで検索してみましょう。
ですが1つ、注意点があります。
Twitterの情報はあくまでそのユーザー発信のものであり、信憑性が高いとは言い切れません。NTT東西違いだった、なんてこともありえます。もし通信障害が発生したら必ず公式からの発表がありますので、ご自身で確認することは怠らないようにしましょう。
通信障害が起きた場合の対処法はある?
通信障害が確認できたら、つぎに対処法はあるのか気になりますよね。
ですがはじめに申し上げると、光回線やプロバイダ側の通信障害が原因だった場合の対処法はありません。残念ながら復旧まで待つしか方法がないのです。
公式HPやTwitterなどでリアルタイム情報を確認しつつ、復旧を待ちましょう。もし復旧情報が出たら、改めてインターネット接続を行ってみてください。
しかしながら、緊急で電話をする必要があるなんて場合があるかもしれません。その際はご自身のスマートフォンを利用するか、お近くの公衆電話を利用しましょう。
また今回の障害発生で、NTT東日本/NTT西日本の故障受付電話は大変混み合ったのだとか。通信障害でお困りの場合は、お問い合わせをしたい方も多いですよね。
そんな時のお問い合わせ先ですが、光コラボ回線の利用者は契約先の窓口をご利用ください。少しでも電話回線の混み合いを緩和するためにも、大元のNTTではなくこちらをおすすめします。
まとめ
今回は4月3日に発生したNTT通信障害の詳細と、実際に通信障害が起きた際についてお伝えしました。
通信障害は頻繁に起こるわけではないため、どうしたらよいか困惑してしまう方も多いかと思います。ですがこれだけ言えるのは、待っていれば復旧するということです。
公式HPの情報等を随時確認していれば、復旧した際すぐに対応することができますのでご安心ください。
本記事がもしもの時のお役に立てれば幸いです。